コラム

コロナ禍の中で心配されている影響の一つに目の不調があります。在宅勤務や外出自粛によりパソコンやスマホなどの画面を凝視する時間が増えたことで、視力の低下などの不調を訴える人が増えているのです。

そんな目の問題に原子状水素が効くのでは? ちょっと意外に思える可能性について探ってみました。

■コロナ禍で増える目の不調

世界的に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がまん延する中、多くの人が生活様式の大幅な変化により、さまざまな影響を受けています。

健康面の影響も大きく、運動不足による生活習慣病や働く環境が急変したことによる抑うつなどがマスコミでもしばしばとりあげられていますが、幅広い年代で起きている視力の低下も大きな問題です。

子供の場合にはコロナ禍により外で遊ぶ機会が減り、ゲームをプレイする時間が延びたことで眼球の変形が起きている、と言われます。成長過程にある子供の目には環境により変形しやすいという特徴があります。

間近を凝視し続ける時間が長くなったことで、眼球の奥行きが長くなり焦点の位置がより近くなってしまい、遠くが見えにくい状態――近視になるケースが増えているのです。

働いている人の場合も在宅ワークでパソコンの画面を見続ける時間が長くなっており、そのことで視力の低下を訴える人が増えています。

企業で正社員として働いている人を対象にコンタクトレンズを販売する株式会社ダブリュ・アイ・システムが行った調査では「在宅ワークを始めてから視力の低下を感じることが増えた」という人の割合が42.1%にものぼりました。

■中高年の視力低下は○○○の不足が原因

中高年の視力が低下する原因は子供とは異なります。さまざまなケースがありますが、目を使いすぎることで視力が低下するのは主にATPの不足が原因です。

ATPは人のあらゆる活動を賄うエネルギーのもとであり、細胞内にあるミトコンドリアという器官で生成されます。このミトコンドリアは年齢と共に減少することがわかっています。

身体の部位によって減り具合は異なりますが、眼球の中にある網膜は老化が早く、40歳くらいからミトコンドリアが大幅に減少しはじめます。一生の中で比較すると、老化した網膜のATP産生量はピーク時に比べて30%程度にまで落ち込みます。

眼球をカメラにたとえると、網膜はフィルムにあたる部位です。水晶体を通って眼球内に入ってきた光は網膜の上で像を結びます。それを桿体や錐体と呼ばれる神経細胞で信号化することで、人はものを見ているのです。

したがって、網膜がエネルギー不足に陥ると、ものを見る力――視力が低下します。特に、加齢によりミトコンドリアの数が減少している中高年の場合は、目を酷使するとすぐにATPが足りなくなってしまい、視力の低下を実感するのです。

■原子状水素の吸入で「視界が変わった!」

不足しがちな網膜のATPを補う方法は主に2つあります。その1つは赤色光を見ること。ロンドン大学ユニバーシティカレッジ(UCL)が主導した研究によると、赤色光を見ることで、網膜細胞のATP産生を促せることがわかっています。

この実験では被験者に波長670ナノメートルの赤色光を発する懐中電灯を被験者に渡し、1日あたり3分間、光を見るよう指導。

2週間後に被験者の「視認する能力」を確認したところ、40歳以上では色を識別する能力が平均20%アップし、光を感じ取る能力も大幅に改善していることが判明しました。赤色の光を当てるだけで、網膜におけるATP産生を増強できたのです。

それとは別のやり方として、原子状水素の吸入によってもATPの産生を促すことが可能です。ミトコンドリアは水素イオンの濃度差を利用して、ATPを産生します。いわば、水力発電ダムにおける「水」の役割をするのが水素なのです。

体外から水素を補うことで、このATP産生回路を効率よく回せるようになるため、原子状水素を摂取することで、ミトコンドリアにおけるATPの産生を促すことができるのです。

この仕組みは網膜はもちろん、筋肉や脳など体内におけるあらゆる細胞ではたらくと考えられます。

■まとめ

Suisoniaにより原子状水素を含む過熱水蒸気を吸入した人の多くが「目がよく見えるようになった」と言います。長く、その理由は不明でしたが、今回、中高年の視力低下について調べる中で、ATPの不足が視力の低下につながっていることがわかりました。

だとすると、ミトコンドリアにおけるATP産生を促す原子状水素が視力の回復に役立つのは理解しやすいところです。赤色光を見る、というやり方も含め、子供の近視には効果がないと思われますが、40歳以上の人については試してみる価値が大きい方法です。

Categories: