森喜朗五輪組織委員長が不適切発言とその後の会見により盛大に炎上しています。さまざまな角度から批判が飛び出す中で、少し気になるのが「老害」という言葉。高齢者に対する差別にもつながるだけに、実態を理解しておきたいところです。

■森元首相炎上で話題になる「老害」問題

女性に対する差別的な発言などで森喜朗五輪組織委員長が国内外から激しいバッシングを浴びています。実際、発言やその後の記者会見を見る限りでは、批判されて当然とも感じられます。

ただ、批判の中に今回の発言や辞任を拒む姿勢などについて「老害」とする声が少なくないのは気になるところです。森喜朗委員長は現在83歳。高齢により、言動を制御できていなくなっているため、と見られているのです。

社会全体の高齢化が進む中、国内では経済活動における老害もしばしば問題視されています。東京商工リサーチが発表している「2018年社長の年齢別業績状況」によると、減収や赤字といったマイナスの業績を報告している企業では70代以上の割合が最多です。

この結果を基に同報告では、「社長の高齢化に伴い業績にマイナスの影響が強く出てきている」と報じています。

■本当に「老い」が原因? ファクトを検証する必要あり

森喜朗五輪組織委員長の炎上や東京商工リサーチのデータなどからは、高齢者が組織のトップに居座るとさまざまな弊害が発生するように見えます。

ただし、それらの弊害が本当に「老い」により発生しているのかどうか、は検証する必要があります。たとえば、森喜朗会長は若い頃から放言癖があり、総理の職をたった3か月ほどで辞することになったのも放言が原因です。

すなわち、加齢により言動が変化したわけではないので、今回の発言を老いのせいにはできません。

社長の年齢と企業の業績についても、加齢による能力の衰え以外に、さまざまな要因があることを把握しておく必要があります。

業績が悪い会社は容易に後継者が見つかりません。かといって、従業員の生活を考えると、簡単に廃業というわけにもいかないので、やむなく高齢の社長が経営を続けているケースが国内では多く見られます。

■加齢により低下する能力と向上する能力

とはいえ、加齢により人間の能力が変化するのは事実です。アスリートは多くの場合、30代で引退します。練習を重ねても、身体能力の低下を補えない時がやってくるのです。

政治家や経営者にアスリートのような運動能力は必要ありませんが、判断力や言語能力などの「脳力」が衰えると、従前のような力を発揮できなくなります。

脳の重さは20歳くらいでピークを迎え、その後は軽くなっていきます。50歳頃からは萎縮が始まり、新しく学んだことを長期記憶にする脳力などは少しずつ低下していきます。

しかしながら、コミュニケーション能力を支える判断力や語彙力などは高齢になっても維持され、強化されることがわかっています。積み重ねてきた経験がものを言う能力なので、加齢とともにむしろ向上するのです。

また、最近では大人になると死滅していくだけだと思われていた脳の神経細胞が高齢になっても増えることがわかってきました。食事や運動などにより、脳内の血流を維持することが、脳力向上のカギになると見られています。

■評価の基準はあくまでその人のパフォーマンス

「老害」という言葉は年齢による差別の容認につながる危険性をはらんでいます。ここまで解説してきた通り、加齢による影響は多様であり、それが社会に与える影響も多様です。

ある人が地位や役職にふさわしいかどうかは年齢や性別その他の特性ではなく、パフォーマンスによって評価されるべきでしょう。パフォーマンスが低下し、求められる能力を発揮できないのであれば後進に道を譲る時ですし、そうでなければ職にとどまるのを止める必要はないはずです。

ただ、その一方、高齢で高位の役職に就いている場合、パフォーマンスが低下したことを誰も指摘できないケースがあります。組織の健康を保つためにはあらかじめ、役職に関係なく指摘し合える仕組みを設けておくことが大切です。

森喜朗五輪組織委員長のケースでは、元総理大臣であり、現在も与党の中で隠然たる力を保有していることから、「誰も間違いを指摘できない」とも言われています。

当人は辞任するつもりだったが、周囲の反対があり思いとどまった、との報道もあります。その通りであれば、不健全なのはむしろ彼を利用し続けようとする周囲の人間と言えるかもしれません。

■水素で脳力を向上できる可能性も

先ほども解説したとおり、脳力の中には経験値による向上や神経細胞の増加による増強が見込める分野がある一方、脳の萎縮により低下しがちな分野もあります。

脳の萎縮は脳内の血流量が不足することで起きる、と考えられています。したがって、脳の血流を維持し改善すれば、脳の萎縮を抑えることは可能です。

Suisoniaには血管の状態を改善するはたらきがあります。Suisoniaが発生させる原子状水素を含む水蒸気を摂取することで、血管内皮細胞の状態が改善されるのです。

その結果、血管は本来あるべきしなやかさを取り戻し、血流が向上します。血流が向上し、十分な血流量を維持できれば、脳の萎縮抑制につながるはずです。

また、脳は活動するのに大量のATPを必要とする臓器です。原子状水素にはATPの産生を効率的に促進するはたらきもあるため、Suisoniaの利用により脳力の向上が期待できます。

■まとめ

国内では人口の1/3を65歳以上の高齢者が占めています。加齢による変化を単純に「老害」と見なすと、価値あるリソースを全否定することになります。

老化の影響を正確に見極め、パフォーマンスの劣化を予防することが、すべての人に訪れる「老い」への正しい対応ではないでしょうか?

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