コラム

コロナ禍で多くの消費が落ち込む中、健康食品の売り上げは右肩上がりで伸びています。ただし、健康に強く影響する食品には、副作用のリスクもあります。

中には薬物性肝障害を引き起こすケースもあるので、しっかりとした知識を持った上で、適切に利用したいところです。

■増えている健康食品やサプリの利用

2019年末から国内で広がり始めたコロナ禍はそろそろ2年になろうとしています。働き方や生活様式が大きく変わる中、強まったのが健康への意識です。

医療資源のひっ迫や生活習慣病によるCOVID-19の重症化などが報じられたこともあり、健康維持へのモチベーションはかつてないほど高まっています。

その結果、国内では健康食品を購入する人が増えました。近年、市場を支えてきたインバウンド消費がほぼ消えてしまったにもかかわらず、市場規模は縮小していません。

特に通信販売を利用して健康食品を購入する人が増えており、「健康にいい食品をとりたい」というニーズがかつてないほど盛り上がっている様子がうかがえます。

■気をつけたい「健康食品でも薬物性肝障害」

健康食品へのニーズが高まる中、気になるのが薬物性肝障害です。薬品や食品などに含まれる成分により、肝臓に炎症が起きる疾患で、薬が市場から消えるのは主にこの障害のせいです。

薬物性肝障害にはいくつかのタイプがあります。もっとも一般的なのは中毒性の障害であり、摂取した物質の量により、発症の有無や症状の重さが異なります。

解熱鎮痛剤として用いられるアセトアミノフェンが代表例で、過剰服用による薬物性肝障害がしばしば報告されています。

一方、ほんの少量でも重篤な障害が現れるケースもあります。同じ成分を摂取しても、体質により反応は異なります。アレルギー反応を起こす人や、薬物の成分が代謝してできる物質により肝臓にダメージが蓄積する人などは他の人にとって問題がない成分でも、薬物性肝障害を発症することがあるのです。

そんな薬物性肝障害を引き起こすのは「薬物」だけではありません。健康食品による被害は国内外で多数報告されています。スペインで行われた研究によると、ハーブによって起きるケースもあるそうです。

国内では独立行政法人国民生活センターが医師から寄せられた声として、健康食品による薬物性肝障害についての報告を発表しており、注意を促しています。

■「含有成分がわからない」「薬と併用」はリスク大

いわゆる「健康食品」について、厚生労働省では「医薬品以外で経口的に摂取される、健康の維持・増進に特別に役立つことをうたって販売されたり、そのような効果を期待して摂られている食品全般」と説明しています。

特定保健用食品や栄養機能食品などに指定されているものについては、一定の基準が設けられていますが、それらを含む「いわゆる健康食品」については明確に定義されていないのが現状です。

そのため、中には含有成分が表示されていないものや表示が不正確であるものもあります。成分がわからないと用法や用量が不明なので、摂りすぎにより中毒性の症状が現れるケースもあります。

報告されている健康被害の中には「知人にもらった健康食品を食べた」とするケースも見られます。「ダイエット効果がある、という食品を友だちにもらって食べた」といった場合、販売者や製造責任者を特定するのも容易ではありません。

含有成分が定かでなければ、「食べ合わせ」による健康被害も起こりがちです。単体では問題がなくても、薬物との併用で副作用が増幅されることも考えられます。

■水素は副作用がない健康アイテム

肝臓は別名「沈黙の臓器」と呼ばれます。ダメージを受けて機能が低下していても、なかなか自覚症状が現れないためです。

肝機能が低下すると、倦怠感や食欲不振、発熱、発疹やかゆみ、黄疸などの症状が現れますが、それらを自覚した時には、肝臓の状態がかなり悪化してしまっているケースが少なくありません。

医薬品に比べ、健康食品は継続的に使用することが多いので、ダメージが蓄積されやすい、という特徴があります。健康を維持・改善する目的で継続的に利用するアイテムを選ぶ際には、なるべく副反応が少ないものを選ぶことが大切です。

その点、水素は理想的なアイテムと言えます。抗酸化・抗糖化作用を日常的に利用することで、生活習慣病の予防や精神状態の改善に役立ちます。

特に「活性状態の水素(AFH)」については炎症の抑制や血管の状態改善、免疫の調節など、健康状態の改善に役立つ効果がいくつも報告されています。

その一方、副作用はほとんど報告されていないため、副作用の蓄積を心配することなく、毎日利用できます。

■まとめ

健康のために、と摂取する健康食品が重い副作用をもたらすことがあります。健康を維持するアイテムは継続的に利用する必要があるので、わずかな害であっても蓄積される恐れがあるものは避けるべきです。

水素についてはさまざまな健康効果が見つかっていますが、副作用は報告されていません。体質による問題も指摘されていないので、多くの人にとって利用しやすい健康アイテムの一つと言えます。

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