コラム

コラムの掲載を始めるにあたり、読者のみなさんと共有したいことを最初に書いておきます。それは「健康を守るのに一番大切なことはなんなのか」ということです。

糖質オフは是か非か?

最近、よく話題になる健康法の一つに「糖質オフ」があります。さまざまなレベルがあり、「甘いものやご飯を食べる量を減らす」というゆる目のものから、「トマトなどの野菜も避ける」という非常に厳しいものまで、専門家が推奨するやり方も多様です。

ところで、糖質をカットすると健康になれるのでしょうか?

たしかに、過剰な糖はたんぱく質と結びついて、劣化させる「糖化」を起こすことがわかっていますし、糖尿病や肥満などの生活習慣病にもつながります。

ところがその一方、身体が必要とするカロリーを他の栄養素でとると、それはそれでさまざまな問題が発生します。たんぱく質のとりすぎは腎臓に負担をかけますし、脂質を多くとると、高脂血症を起こしやすくなります。

ちなみに、多くの専門家を集めて厚生労働省が作成した「「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、食事でとる総カロリー量のうち50~65%を糖質でとるよう推奨しています。

食べ過ぎるのはダメ オフもダメ?

こういった情報を並べてみると、なんとなく正解が見えてくると思います。私がたどり着いたのは「糖質をとり過ぎるのもダメだし、極端に制限するのもダメ」という極めて平凡な答えでした。

もちろん、みなさんが私と同じように考える必要はありません。「制限するとストレスが大きいから、気にせず食べるのが自分の健康法」という人がいてもいいですし、「やはり糖質オフこそ最新の健康法」と考える人がいてもよいと思います。

大切なのは自分で調べ自分で考えてみること

ただし、健康についてなにか判断する時には、自分の判断に責任を持つ必要があります。「○○さんがテレビで言っていたから」とか「かかりつけの××医師が勧めたから」という理由で選ぶのではなく、自分で情報を集め、それに基づいて自分で考えてみることが大切なのです。

たとえば、糖質オフなら賛成する人の意見と反対する人の意見を集めて読んでみてください。その上で、自分なりの仮説を立ててトライしてみるのです。たとえば「ご飯は1日にお茶碗1杯だけ」と決めたら、しばらく続けてみてください。その上で体調の変化に気を配っていれば、自分に合っているかどうか、判断できます。

「血糖値が改善された」「お肌の状態がよくなった」――そんな変化が現れたのなら、設定した糖質の減らし方が合っているのかもしれません。一方、「どうも、眠くて仕方がない」というのなら減らしすぎを疑うべきでしょう。脳のエネルギーである糖が不足している可能性があるからです。

なにかを判断する上では、このように知識も必要です。仮説を立ててトライし、知識に基づいてその結果を検証すること――健康を守るためにはそんな科学的な姿勢が一番大切だと私は考えています。

水素の健康効果についても学び考えてみてください

コラムの掲載元であるMLS研究所は水素の健康効果を研究する機関です。まだまだ研究が始まったばかりの分野であり、水素がなぜ、そしてどのように人の健康に役立つのかについて、いろいろな情報があります。

本コラムではそんな水素についても、新たにわかったことを紹介していくので、健康を守るために役立てていただけたら幸いです。その際に気をつけていただきたいのは、ここに書かれていることがすべてだと思わない、ということです。

もちろん、ウソを書くつもりはありませんが、科学は常に試行錯誤をくり返しながら発達してきました。専門家が多くの仮説を立て、後にそのうちのどれが正しいのか立証されるというのが、科学の歩みです。

水素の健康効果や利用方法についても、なるべくたくさんの情報を集め、トライして検証してみることをお勧めします。本コラムをそのために利用していただけたら幸いです。

Categories: