コラム

未病や原因不明の不調を抱える人にとって、東洋医学が救いになるケースは少なくありません。患者の健康を全体的に改善していくはたらきは水素にも共通します。

西洋医学とは異なるアプローチがなぜ、多くの人の健康問題に効くのか、この記事では東洋医学と水素に共通するポイントを確認しながら、その理由を解説します。

■中国で発祥 東アジアで育まれた独特の医療

東洋医学はその名の通り、東洋独特の医学です。数千年前に中国で生まれ、その後、朝鮮半島や日本など、東アジア一帯で発展し、多くの人の治療に寄与してきました。

東アジアの気候風土や生活習慣を土壌として発達してきたものであり、国内では現在、漢方薬の処方や鍼灸、ツボや経絡に対する手技が東洋医学の治療法として提供されています。

一方、欧米を中心に発達してきた医療は西洋医学と呼ばれます。現代医学の中心はこの西洋医学ですが、もともとの思想や身体に対するアプローチの仕方が異なるため、目的によっては東洋医学の方が適しているケースも少なくありません。

■急性期は西洋医学 慢性期は東洋医学

西洋医学の特徴は一つ一つの症状を的確にとらえて原因を分析し、それに対応する処置を施すことです。科学の粋とも言える薬の開発や、手術により劇的な改善や救命効果をもたらすのは西洋医学ならではと言えます。

すぐに効果が求められる急性期の疾患や感染症、ケガの治療において、西洋医学には大きな強みがあります。

ただし、症状ごとに診断を下し、原因を特定しようとするため、身体全体の問題をとらえて改善したり、原因がわからない症状を治療したりするのはあまり得意ではありません。

一方、東洋医学の治療法はどちらかと言えばゆっくりと効果を上げるものが多く、急性期の疾患や感染症、ケガの治療には不向きです。病気の症状は身体全体の不調に原因がある、という認識に基づいて治療を行うので、慢性疾患や原因のわからない不調などの改善を得意とします。

特に、病気の一歩手前の状態――未病を治療の対象とする考えが強いので、病気を予防し、心身をより健康な状態へと導くのが東洋医学の基本的な目的と言えます。

■東洋医学と親和性が高い水素吸入

工学的なやり方で発生させた水素を吸入する健康法は、一見すると西洋医学の一分野のように見えますが、実際には東洋医学に極めて近いもの、と言えます。

「抗酸化」「抗糖化」「ATP産生の促進」といった作用により、身体全体のはたらきを整えて、心身を健康な状態へと導くことができるためです。その結果として、治療法が確立されていない疾患の症状改善や自己免疫性疾患の症状緩和などに役立つものと期待されています。

今秋に論文が発表された新型コロナウイルス感染症の後遺症に対する効果は、代表的な例と言えます。現在、多数の病院が専門科を設けて治療に当たっていますが、原因が特定されていないのに加え、症状があまりに多様なので、効果的な治療法が確立されていません。

症状ごとに改善策を講じるのが精一杯であり、根本的な原因にアプローチする治療をできないのが現状です。

そんな中、ロシアで臨床試験が行われた「活性状態の水素(AFH)」については画期的な効果が確認されています。効果の機序については今後の研究が待たれるところですが、免疫調節や抗炎症、血管内皮細胞の状態改善といった身体の状態を整える水素のはたらきが、後遺症の改善に役立ったものと考えられます。

■まとめ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は東洋医学で未病と呼ばれる肥満や高血圧といった問題を抱えていると、重症化リスクが何倍にも増大することがわかっています。

withコロナの時代にはこれまでに増して、「病気ではないこと」ではなく「健康であること」の意義を強く認識する必要があるのです。

それに役立つのは東洋医学的なアプローチであり、水素――特にAFHと呼ばれる活性状態の水素の吸入です。

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