コラム

お肌の劣化度合いを示す「肌年齢」という言葉があります。個人差が大きく、美容の観点から気にする人が増えていますが、実は血管の状態に注目することで、効果的に改善することが可能です。

■25歳じゃない? 肌年齢のピークと変化の真実

外気や紫外線などに常にさらされている皮膚は、人の身体の中でも劣化が進みやすい部位です。いたんだ細胞が新陳代謝によって作り替えられることで、良好な状態を保っていますが、年齢と共に代謝機能が低下すると、少しずつ劣化が進みます。

そんな劣化の度合いを示すのが肌年齢。皮膚の水分量や毛穴、皮脂の状態、色素の沈着などにより、「○歳くらい」と判断するものです。

一般には25歳くらいで肌の状態はピークを迎えると考えられており、一番いい状態を「肌年齢25歳」などと表記することがあります。ただ、実際には代謝のピークがお肌の状態のピークなので、18歳前後をさかいに劣化が始まると考えられます。

■お肌の状態は血管の状態と直結している

そんなお肌の状態と直結しているのが血管の状態です。血管は全身に血液を送る「輸送路」であり、人の体内にある血管の総延長は約10万キロメートルにもおよびます。

ポンプの役割をする心臓から送り出された血液は、この血管内を通って、体内のすべての細胞に酸素や栄養を届け、老廃物を回収して腎臓や肝臓に運びます。

お肌が必要とする水分や脂質、各種たんぱく質なども血管によって届けられます。また、お肌にたまった老廃物を回収するのも血管の役割です。

したがって、血管が劣化して血管が詰まったり、うまく流れなくなったりすると、お肌は適切な新陳代謝を維持できなくなり、劣化が進むのです。

■三層構造で伸び縮み ダメージを受けると硬く細く

血管は「ただの管」だと思われがちですが、実はとても精密に作られた「輸送路」です。外膜、中膜、内膜という三層構造になっており、身体の状態に合わせて、内径が広がったり縮んだりすることで、適切な血圧を保っています。

たとえば、眠っているときなど、心身がリラックスした状態になると、副交感神経の働きで血管の内径が広がり、血流量が増えます。睡眠時は起きているときにさまざまなダメージを受けた身体をレストアする必要があるので、血流量を増やして全身の細胞により多くの栄養や酸素を届けようとするのです。

一方、ピンチの状態では血管の内径は細くなります。これは、緊張状態になると活性化する交感神経の働きです。もしものときには闘争もしくは逃走しなければならないので、運動能力をアップするために血圧を上げるとともに、出血量を抑えられるよう、交感神経が血管の内径を縮めるのです。

そのため、今でもストレスを感じて緊張状態になると、交感神経の働きにより、血管が細くなり、血圧が上昇します。これは血管にとってはあまりよい状態ではありません。

高圧にさらされた血管の内皮細胞が傷つくと、そこに免疫細胞であるマクロファージがとりついてたまり、脂質と一緒になって「プラーク」と呼ばれるコブ状の組織を形成することがあるためです。

プラークがどんどん増えると血流が滞り、血管が柔軟性を失っていきます。これが動脈硬化です。動脈硬化が進むと、先ほど解説したように、お肌の状態も悪化します。血管年齢と肌年齢には非常に強い相関関係があるのです。

■水素でしなやかさを取り戻し肌年齢を改善

一度、劣化してしまった血管をもとの状態に戻すのは非常に困難です。血管の劣化はほとんどの場合、生活習慣と直結しています。先ほどあげた高血圧の他にも、高血糖や脂質異常など、不健康な生活習慣によりもたらされる問題で血管内皮細胞が傷つき、動脈硬化が起きるのです。

血管を劣化させる大きな要因にはもう一つ、活性酸素があります。ストレスなどにより体内で活性酸素が過剰に発生すると、血管内皮細胞もダメージを受けます。

水素にはそういった血管を傷つける要因を軽減し、血管の柔軟性を取り戻す効果があります。九州保健福祉大学の池脇教授が行った実験では、suisoniaを使用することで、血管の状態を示す指標が改善されることが判明しました。

これまで解説してきたとおり、血管の状態はお肌の状態と直結しているので、水素を吸入することで、肌年齢が改善することは十分考えられます。

■まとめ

見た目年齢は単に見栄えだけの問題ではありません。心理状態につながるのに加え、身体の健康にも直結します。すなわち、見た目が若い人は健康で長生きする可能性が非常に高いのです。

その意味からも肌年齢は女性だけの課題ではなく、男性も多いに気にするべき課題かもしれません。

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