水素の発生方法は2種類。
水素の発生方法としては大きく分けて2種類あり、【電気分解】による発生方法と【過熱蒸気還元法】による水素発生方法があります。
水素ガス
【電気分解法】
水(H2O)にプラスとマイナスの電極を入れて電気を流すことによって、水素(H)と酸素(O2)に分離している方法。
安価に水素発生機器を作ることができ、高濃度水素を発生させることができる。
※水素市場に多くある水素発生装置は電気分解での精製方法です。
suisonia
【過熱蒸気還元法】
水蒸気を作り出し600℃から750℃に熱を加えられた特殊な還元剤に接触させることによって水(H2O)から水素原子(H)を作り出す方法。
水素と蒸気を同時に吸入することで、鼻粘膜を乾燥させず、初期の生体防御反応(免疫反応)にプラスに働く。
※私たちはこの方法で生成される適正濃度の水素原子を含む蒸気混合ガスを独自にsuisonia(スイソニア)と名付けています。
水素分子と水素原子の違い

電気分解法で生成する水素分子
- 無色・無臭で地球上で最も軽い気体。
- 一般的には水素原子が2つ結びついた水素分子(H2)。
- 活性酸素を除去する抗酸化作用があると言われている。

過熱蒸気還元法で生成する水素原子
- 水素原子は電気的に中性な原子で一個のプラス電荷の陽子と一個のマイナス電荷の電子がクーロン力で結合している。
- 反応性が非常に高く、他の電子と化合物を作るか、自身と結合して2原子分子である水素分子(H2)を形成する。特殊な条件下でしか存在できない。
- H-H結合は結合解離エンタルピーが435.88 kJ/molと最も強い結合の一つで、水素分子の反応性は 原子状水素とは比較にならないくらい弱い。
- 活性酸素を除去する抗酸化作用がある。
- 水素原子は、水素分子と比較して、極めて反応性が高いことから還元力が圧倒的に高い。
私達は過熱蒸気還元法から生成される水素原子を含む蒸気
suisonia(スイソニア)をMLS研究所において日々研究を続けています。
- 学術系基礎研究部門によるメカニズムの解明
- 国内・海外での医療機関にて臨床系応用研究部門にてエビデンスの蓄積

電気分解法と 過熱蒸気還元法の違い(ビデオ)
電気分解法によって生成される水素分子、 過熱蒸気還元法によって生成される水素原子、 それぞれの仕組みを紹介している動画です。
suisonia(スイソニア)から生成される気体構成
suisonia(スイソニア)は電気分解による水素分子ガスと大きく気体構成が異なり、電気分解では高濃度水素分子を吸入することに対し、過熱蒸気還元法では適正濃度の水素原子を含んだ混合ガスを吸入することになります。